人間が魚気分を味わえる!水中で呼吸ができる人工エラ「トリトン」が爆発的支持を得て開発決定→現状の技術では実現不可能でした - カラパイア


今北産業 小型装置を加えるだけで45分間潜水できる「トリトン」の開発費用を
資金募集サイトで募ったところ、募集金額の15倍を上回る大盛況!!
しかし、現状の技術では不可能とし、全額返金された



スポンサードリンク




人間が魚気分を味わえる!水中で呼吸ができる人工エラ「トリトン」が爆発的支持を得て開発決定→現状の技術では実現不可能でした - カラパイア
rapture_20171225201843
ネット上で資金を募るクラウドファウンディグサイト、「Indiegogo」にて、5万ドル(565万円)の出資金を募ったところ、1か月を残して既に76万4千ドル(8, 640万円)を集めてしまったという大ヒット商品は、口にくわえるだけで水中から酸素を取り出すことができる小型の呼吸器、その名もトリトン(Triton)である。

何が凄いって、背中に空気ボンベを背負うことなく口にくわえるだけで水中に45分間潜ることが可能なのだ。

トリトンなら、9×12cmの小型の装置を口にくわえて呼吸をするだけ。電動式で2時間でフル充電され、水深4.6mくらいまでを45分間泳ぐことができる。

しかもお値段は299ドル(約33,800円)とお手頃。市販化されると399ドル(45,110円)となる

そのようにして多額の資金が集まったトリトンだが、この装置の実現は現行の技術では実現不可能だったとして、支援者らに出資金の約900000ドル(約9900万円)を全てが返金されたそうだ。

以下、全文を読む

《インターネットでの反応》
  • 残念。実に残念だ。
  • 実現したら絶対買ってた!!!
  • エラ昆布にはまだ及ばず・・・
  • こういう発明品を見ると長生きしたいなぁって思ってしまう。
  • あと20年くらいで実現できるかなぁ


去年の初春にIndiegogoで発表されてから話題になって知っていて、あれからどうなったかな、と気になって調べてみたら、開発失敗していました。

全額返金って、開発者にとってすごいリスクですね。失敗しても多額の開発費用はかかっているだろうに。

45分が現状無理だとしたら、20分ならどうか?15分なら?

そもそも水中から取り出せる酸素の量が全く足りなく、呼吸の足しにならないということでしょうか。