BMWの新コンセプトが、クルマではなく「自転車道路」のワケ──新たな交通インフラは実現可能なのか - WIRED

今北産業

自動車やオートバイを製造してきたBMWが、

高架式の自転車専用道路というものを建設しようとしている。

監視カメラとAIで交通の流れをモニタリングし、屋根付き、冷房付きという。


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BMWの新コンセプトが、クルマではなく「自転車道路」のワケ──新たな交通インフラは実現可能なのか
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BMWがこのほど発表した新しいコンセプトは、クルマではなく高架式の自転車専用道路網だ。監視カメラとAIで交通の流れをモニタリングし、屋根付きで冷房まで備わったシステムだという。

このアイデアは、「elevated(高架式)」「electric(電動)」「efficient(効率的)」というeから始まる3つの特徴にちなんで「E3 Way」と呼ばれている。

電動自転車や、BMWモトラッドの電動キックスクーター「X2City」のような二輪車向けの道路で、制限速度は約25kmとなる(普通の自転車が歓迎されていないようにみえるのが不思議かもしれないが、それはBMWが普通の自転車を製造していないからだ)。

常時監視が行われ人工知能(AI)が備わっているのは当然で、監視カメラとAIで交通の流れをモニタリングする。道路網のほとんどは屋根で覆われており(雨の日も心配無用だ)、「雨水を利用して快適な気温にする冷却システム」を備えている。

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